妻が交通事故を起こし起訴され、国選弁護士さんの手を煩わしました。


数年前のことですが私の妻が交通事故を起こしました。
田舎の道を時速50kmで走っているとき、横断歩道の横でずっと自転車のハンドルを握って立っている老人がいました。

妻はその老人が、横断歩道を渡る気配がないので渡らないと思って走りすぎようとしましたら急に妻の車に、あたかも自分からひかれようとするがごとくに
老人が自転車と共に飛び込んできました。 

後日裁判所から郵便が来て、検察が妻を起訴すると言うのです。
そして国選弁護人に任命した人の弁護士の名前が書いてありました。

その老人は、痴呆状態であったことが裁判の際の検察官の求刑の時検察官の口からも痴呆状態であったことが語られました。
私達はその老人の近所の人からその老人が何年か前から痴呆状態であると教えられていました。

まさか、起訴されるとは思っていませんでしたが、仕方がありません。
国選弁護士の事務所へ電話して相談に伺いたいと申し上げましたが、その必要はないと言われました。
打ち合わせは一切なしです。

裁判は2回行われ1回目は検察の起訴理由の朗読と求刑、そして国選弁護士の裁判に対する情状酌量のお願いでした。
私は検察官も朗読の際地名を間違えるし、現場へ行った様子もないことがわかりました。

同じく裁判官は全く現場へ行っていないことがはっきりわかりました。
しかし裁判の始まる直前に来た国選弁護士は、反論はしないで罪を素直に認めれば執行猶予になるから余計なことは言わないで反省だけを示しなさいと言いました。
その通りにしました。

2回目の裁判で判決があり、国選弁護士が言った通り執行猶予付き判決でした。
事故を起こしたことは事実ですので、ほっとしました。
被害者のお宅へは何回もお詫びに通いました。
そのうち奥さんがもう誠意はわかりましたから来なくてよいですよと言ってくれました。

それにつけても判決が出て閉廷すると国選弁護士さんは、挨拶だけしてさっさと帰ってしまいました。
後日請求書が来て振り込みました。


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