家族が過払い請求をしたときの話


数年前、家族の一人が、過払い請求をするために、弁護士に相談しました。
小さな地方都市なので、登録している弁護士は少ししかおらず、選ぶ余地はあまりありませんでした。
ですが、依頼した弁護士さんは、いい人だったと思います。自分は、1度、自宅での相談の際に立ち会った際に会っただけで、あとは電話の取り次ぎをしただけでしたが、おだやかで、いい人だという印象を持ちました。
過払い請求をすると決めたあと、誰に相談するか、何を基準にしていいか、家族も悩んでいました。有名な事件を担当したような弁護士は近くにいませんでしたし、実績などを客観的に知ることができなかったからです。実績を数字で表したりすることがしにくい業種だと思うので、つてがあれば別ですが、何を基準にして選ぶかというのは、難しい問題だと思います。
結局、隣接する市区町村の弁護士さんに相談しました。まず、当事者である家族が電話をしました。そのときの対応が良かったようで、それが決め手となり、その弁護士さんに依頼したようです。
その後、相談の日時や場所を電話で決めました。場所は、自宅ということになりました。当事者は、やはり、外で誰かに見られたり聞かれたりするのをとても嫌がっていました。
相談の当日、弁護士さんは、おそらく、別の仕事をしてから当事者の自宅に来たのだと思います。たくさんの荷物を持っていました。それを見ただけで、大変そうだと思いました。
夕食の時間帯だったので、安いですが、持ち帰ることができるようなお寿司を用意しました。弁護士さんは、その場では召し上がりませんでした。
当事者と、自分と、もう一人がその場にいました。
当事者が、お金を借りることになったいきさつから話し始めたので、話はとても長くなりましたが、弁護士さんは、ずっとその話に耳を傾けていました。そして、時効になっている部分があったり、会社が今も存在しているか、会社を特定することができるか、といったことで難しい部分もあるようで、その場では、「過払い請求ができます」とは、断言されませんでした。「できる可能性が高い部分もあるし、できるかできないか分からない部分もあるし、できない部分もある」といったお返事でした。弁護士さんへの報酬のこともあるので、当事者としては、過払い請求をすることで金銭的にマイナスになるのではないかという不安があったようですが、請求の手続きをしてもらうことにしました。
その後は、電話と文書のやりとりでした。電話で、会社が特定できたことを報告して下さったり、請求をするために必要なことを確認されたりしたようです。必要な書類を返送するといったこともしていたようでした。
数カ月で手続きは終わり、弁護士さんが報酬分を差し引いた金額が、口座へ入金されました。
時効にかかって返ってこないお金もありましたが、弁護士さんへ報酬を支払っても、十分プラスになりました。
丁寧な対応をして下さったという印象が残っています。実際に会って話してみたときの印象というのは大事なのかなと思います。


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